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今日は何を撮りに行こうかな?

【2018年版】10万円以下で買える!キヤノンAPS-C望遠ズームレンズまとめ(フルサイズ含む)

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--2018/5/23更新
1.TAMRON 70-210mm F/4 Di VC USD (Model A034)を追加
2.TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)を追加
3.SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMを追加
4.TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009)を追加
5.SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMを削除
6.考価格の最新化、記載済の製品に対して軽微な修正

--2017/3/25更新
1.TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A030) を置き換え
2.Canon EF70-300mm F4-5.6 IS II USM を置き換え
3.参考価格の最新化、
記載済の製品に対して軽微な修正
5.画像の追加

超広角レンズの記事が大変ご好評をいただいているので、望遠ズームレンズ編もやってみることにした。

takaclog.hatenablog.com

この記事で紹介するレンズは、次の条件に該当するものから選んだ(下記の条件に該当していても掲載していないものもあります)。

  1. 望遠端が200mm以上
  2. ズームレンズ(≠単焦点レンズ)
  3. 家電量販店の価格で10万円以内(ポイント分は差し引く)
  4. 入手が容易なもの(生産終了していない・量販店で入手可)
  5. 高倍率(便利ズーム)レンズではない

それでは早速見ていこう。

10,000円台

とにかくお金をかけずに望遠ズームレンズがほしい!」って人には、1万円台前半から手に入る。

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TAMRON AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO (Model A17) 約12,000円

TAMRON AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO (Model A17)

2006年10月に発売したもので12年近くが経過しており、設計は古く、手ブレ補正機構がなく、最短撮影距離も1.5mと長く正直に言って「とりあえず」としてすらオススメできない。

TAMRON 望遠ズームレンズ AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO キヤノン用 フルサイズ対応 A17E

TAMRON 望遠ズームレンズ AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO キヤノン用 フルサイズ対応 A17E

 

Canon EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM (白箱) 約19,000円 (新品) 約34,000円

キヤノン EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM

上記を買うのであれば、あと5,000円頑張って2013年に発売されたキヤノン純正の望遠ズームレンズがオススメ。

白箱と新品の2つの価格を表示しているのは、ここ数年のキヤノンAPS-CセンサーのWレンズキットに付属する望遠ズームレンズなので、ボディ単体で買うよりWレンズキットで買って付属のレンズは売って現金化することでカメラボディ単体より安く買えるなどの理由で、簡素なパッケージ(白箱)の未使用品が中古市場に数多く出回っている。価格は新品の半値ほどでパッケージや保証期間にこだわらなければ白箱の購入が断然おトク。

スペックも純正のキットレンズだけあって手ブレ補正機構(3.5段分)、高いAF性能(静かで高速)、1kg超が珍しくない望遠ズームレンズの中で375gと今回紹介する中で最も軽い。この他にも、インナーフォーカス採用、フルタイムMF対応、最短撮影距離は0.85mmと望遠ズームレンズデビューにオススメ。

レンズフードは付属していないので、必要であれば併せて購入を。

Canon レンズフード ET-63 L-HOODET63

Canon レンズフード ET-63 L-HOODET63

 

 

30,000〜49,999円

Canon EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMはEF-Sレンズ(APS-C専用)なので今後フルサイズへ移行すると買い直す必要がある。「将来フルサイズデビューしてもそのまま望遠ズームレンズは使いたい!」という方にはもう少しお金を貯めれてここから先のクラスを検討していただきたい。

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TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A030) 約33,000円

TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD

2017年に発売された、タムロンの望遠ズームレンズ。

A005の後継機としてデザインが大きく変わった以外にも、AF性能や手ブレ補正機構(4段分)も向上していて、手頃な価格でフルサイズ対応の望遠ズームレンズが手に入る。

このレンズに限った話ではないがタムロンのレンズは、ズームの方向がキヤノンと逆方向(ニコンやSONYと同じ)となる 。

 

Canon EF70-300mm F4-5.6 IS II USM 約49,000円

キヤノン EF70-300mm F4-5.6 IS II USM

2016年に発売された、キヤノン純正の望遠ズームレンズ。

2005年に発売のEF70-300mm F4-5.6 IS USM以降、キヤノンのフルサイズ対応望遠ズームレンズはLレンズのみで(翌年にコンセプトの異なるEF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMが発売されたが)、10年以上を経て待望の後継機登場となった。

Lレンズと比べて価格は半分以下、重量は約2/3、AFに新型のナノUSM、4段分の手ブレ補正機構などがあって基本性能が向上しているのに加えて、レンズ上面に液晶画面が付いていて撮影距離や焦点距離だけではなくレンズの角度揺れも表示できることからライブビュー撮影にはオススメ。

また、このレンズは価格も手頃で性能も良くとても評判のいいレンズで、10万円以下の望遠レンズの価格差をなしに並べてもこれが一番オススメ

 

50,000〜100,000円

40,000円台でオススメの一本が出てしまって、「この先をやる意味があるか?」と問われかねないが、レンズ選びは必ずしも評価が高いものが自分に合うとは限らない。そこがレンズ沼の恐ろしいところ。

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TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001) 約55,000円

TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO A001

2008年に発売された、タムロンの望遠ズームレンズ。

ズーム全域で開放値F2.8のレンズだが、手ブレ補正機構がなく、AF性能(動作音、合焦スピード)もあまり良くはなく、望遠端(テレ端)が200mmなのも物足りない…かもしれないが、どうしてもF2.8の明るいレンズが欲しい人への選択肢としてはなり得る。

最大撮影倍率の1:3.1は今回紹介する中でトップクラスなので、マクロも望遠も欲しい場合に。

TAMRON 大口径望遠ズームレンズ SP AF70-200mm F2.8 Di キヤノン用 フルサイズ対応 A001E

TAMRON 大口径望遠ズームレンズ SP AF70-200mm F2.8 Di キヤノン用 フルサイズ対応 A001E

 

TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035) 約66,000円

TAMRON | 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD

2017年10月に発売された、タムロンの望遠ズームレンズで、執筆時点(2018/5/23)において100-400mmとしては最も新しい望遠ズームレンズとなる。

次に紹介するSIGMAの100-400mm/F5-6.3とは似たスペックとなっているが、開放値がF4.5であることと価格が1割程安くて、比較対象とすべきではないかもしれないがキヤノン純正のEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM(約21万円)と比べれば1/3以下である。

また、100-400mmとしては最軽量の1,115gである点も評価したい。

 

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM 約68,000円

100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

2017年2月に発売された、シグマの望遠ズームレンズ。

「ライト・バズーカ」と名付けられており、

70-300mmクラスのような小ささ、軽さ、コストパフォーマンスの高さを誇りつつ、400mmの望遠域まで撮影が可能な、超望遠ズームを開発しました。性能にも妥協せず、プロやハイアマチュアの方にも納得頂ける高画質と高機能を実現したこのレンズはまさに「ライト・バズーカ」とも呼べるワンランク上の超望遠ズームレンズです。

その重さは1,160gと一つ上のタムロンの100-400mmとわずか35gしか変わらず、大きく異なる点は直進式ズームに対応していること。

また、SONYのα7/9シリーズを使っている場合はFEレンズの100-400mmは高級なGマスターレンズしかなく、このお値段は約27万円なのでこのレンズにマウントアダプタMC-11を買っても10万円で十分にお釣りが来る。

 

TAMRON 70-210mm F/4 Di VC USD (Model A034) 約85,000円

2018年2月に発売された、タムロンの望遠ズームレンズで、執筆時点(2018/5/22)において最も新しい望遠ズームレンズとなる。

長さが176.5mmで重量が860gと軽量であり、インナーズーム機構なのでズームによってレンズの長さが変わることもなく、ズーム全域で開放値F4となっている。

キヤノン純正でほぼ同じスペックのEF70-200mm F4L IS USMが2006年発売で10万円超なので、それを考えるととてもコスパのいいレンズである。

 

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011) 約82,000円

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD

2013年に発売された、タムロンの望遠ズームレンズ。

150-600mmで望遠端600mmは今回紹介している中ではもっとも大きく、APS-Cだと約1,000mm相当となる

ただ、この後に紹介するSIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMと同じように、フィルタ径は95mmで本体重量2000g弱と重量級なので用途が限られるかもしれない。

 

Canon EF70-200mm F4L USM 約87,000円

キヤノン EF70-200mm F4L USM

1999年に発売された、キヤノン純正の望遠ズームレンズ。

70-200mmのズーム全域でF4通しのレンズで、Lレンズの中ではもっともお求めやすい価格だが、望遠端が200mm、発売から約15年、手ぶれ補正なし。既に後継機のEF70-200mm F4L IS USMが発売されており、価格は約11万円で3万円弱の差となりあまりおトク感も乏しく… 

Canon 望遠ズームレンズ EF70-200mm F4L IS USM フルサイズ対応

Canon 望遠ズームレンズ EF70-200mm F4L IS USM フルサイズ対応

 

 

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM 約84,000円

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

2010年に発売された、シグマの望遠ズームレンズ。

50-500mmと倍率換算すると10倍にもなって広い範囲で使えるのは魅力的だが(APS-Cだと80-800mm相当)、フィルター径が95mmで本体重量が1970gとかなりデカくて重いので、それなりの覚悟と腕力と体力が必要となる。

SIGMA 超望遠ズームレンズ APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM キヤノン用 フルサイズ対応 738549

SIGMA 超望遠ズームレンズ APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM キヤノン用 フルサイズ対応 738549

 

 

TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009) 約88,000円

TAMRON | SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD

2012年11月に発売された、タムロンの望遠ズームレンズ。

ただ、2018年になってようやくこの一覧に出てきたのはそれだけ手頃になってきたわけで、70-200mm/F2.870-200mmでズーム全域でF2.8通しのレンズ。

最も高額ではあるが、キヤノンのEF70-200mm F2.8L IS II USMが約21万円することを考えたら、これはとてもコスパがいいとも言える。 

TAMRON 大口径望遠ズームレンズ SP 70-200mm F2.8 Di VC USD キヤノン用 フルサイズ対応 A009E

TAMRON 大口径望遠ズームレンズ SP 70-200mm F2.8 Di VC USD キヤノン用 フルサイズ対応 A009E

 

 

おまけ 

自分がキヤノンの一眼レフで使っているのはEOS 7D Mark IIと一緒に購入した Canon EF70-300mm F4-5.6L IS USM。 

Canon 望遠ズームレンズ EF70-300mm F4-5.6L IS USM フルサイズ対応

Canon 望遠ズームレンズ EF70-300mm F4-5.6L IS USM フルサイズ対応

 

10万円超のレンズ(約11万円)なのでリストには入っていないが、せっかくの機会なのでこれを選んだ時の理由はと言うと、

  1. 焦点距離が70-300mm
  2. 本体の長さが最短で143mm、重さ約1kgとコンパクト
  3. 同時購入したEOS 7D Mark IIでキヤノン純正レンズを使いたかった
  4. レビューサイトでの評価も高い
  5. 憧れのLレンズが10万円台前半で手に入る

で、もちろんデメリットもあったがそれを理解した上で購入した(つもり)。

  1. ズームで明るさが変わる(F4-5.6)
  2. テレコンバーターが使えない
  3. インナーズームではない(伸びるとダサい…) 

型落ちとなって手頃になった、EF100-400mm F4.5-5.6L IS USMも選択肢としてはあったけど、やっぱりコスト的な話もあればサイズも…

2018年現在は「やっぱり、100-400mmは欲しい」と言うのが正直な気持ち。

とは言え、ネックになるのはやはり価格で純正のII型だと20万超で今のレンズを売っても持ち出しは15万円くらいになる。しかし、『ライト・バズーカ』ことSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMであればほぼ持ち出しなしでかつマウントアダプタMC-11を購入することで70-200mm/F4しかないEマウントの強化にもつながる…悩む。

 

最後に

APS-Cの超広角レンズと違って望遠ズームレンズはフルサイズ対応も選択肢に含まれるので上を見ればキリがない。遠くが撮れる・明るいレンズは価格はもちろんのこと、サイズも大きく「買った初日から腱鞘炎になった」なんて話しも珍しくはない(?)。

自分が望遠ズームレンズで撮りたいものは何か、その為にはどんなレンズが必要か」は、その道のプロの人たちの写真集やセミナーに出ればわかるとは思うが、それらのレンズは決して安くはないし、自分の撮影スタイルと合うとも限らない。

まずは、10万円以内を一つの目安として手に入れてみて、自分が撮りたいものに必要な焦点距離や明るさ、三脚を使って撮れるものかなどを試してみるのがいいと思う。

それでは、良いフォトライフを! 

www.takac-photo.com

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