読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

takac.log

今日は何を撮りに行こうかな?

Googleプライバシーポリシーの変更(統一)とは

テレビのニュース番組でも取り上げられているGoogle社のプライバシーポリシーの変更(統一)。
今までサービス事に取り決めていた数十個のプライバシーポリシーを、一つに統一することでシンプルにしたと話しているがそこに隠された本当の意味が…

Google−プライバシー ポリシー
http://www.google.co.jp/intl/ja/policies/privacy/preview/

これを上から下まで一字一句逃さず読んでいる人はあまりいないだろうし、個人的にもまだ読んでなかったから、要点だけまとめてみる。

Googleが収集している情報】
Googleアカウント作成時に提供される情報
 ・氏名、メール アドレス、電話番号、住所、クレジットカード番号など
Googleサービス(検索、地図、カレンダー等)利用時
 ・端末情報(機種名、OSのバージョン、端末固有ID、電話番号など)
 ・ログ情報(何を検索したか、何を登録したか、(GoogleVoiceで)誰に電話したか、何分話したかなど)
 ・現在地情報(GPSWi-Fi基地局情報で時間と場所を保管)
 ・固有のアプリケーション番号(どんなアプリをインストールしてるか、アンインストールしたかなど)
 ・ローカルストレージ(ブラウザキャッシュのようなもの?取得対象は閲覧履歴とか?ここは少々不明)
 ・Cookieと匿名ID(Googleアカウントにログインしなくても様々な方法(IPアドレス等)から誰かを判断する)

Googleが収集している理由】
・既存サービスの向上
・新サービスの開発
・夫々のユーザにあった広告を配信
・ユーザの同意があれば登録・収集した情報を第三者へ開示(共有)


【総括】
Googleの収益源は言わずもがな「広告配信での掲載料」である。
広告をより多く掲載する(売上を上げる)為には、多くのユーザに自社サービスを頻繁に長時間利用してもらう事が必要である。
よって、検索システムだけではなく、メール、カレンダー、地図、SNS、動画配信サイト(YouTube)等、どれも他社の追随を許さないクオリティのサービスを無料で展開し、多くのユーザから支持されている。
広告も表示回数を多くすれば良いわけではなく、表示した広告をユーザにクリックさせて広告主のページに遷移させることが広告主にとっての掲載する価値であり、Googleとしても表示回数とクリック数で別に広告料を計算しているはずである(当然、1クリック>>>1ビュー)。
そこで、ユーザ毎の属性を基にすれば、効果的な(クリックしたくなる)広告配信を行える。

ここまでは今までもGoogleがやってきていた事だが、今後は自社サービス内でユーザ情報の共有をする為、YouTubeで「○○を弾いてみた」系の動画をよく見ていれば、検索結果の広告には楽器の広告が出たりするはずであり、情報収集の範囲や方法も増えている。

個人情報をどんどん抜かれている事に良い気はしないが、個人的には検索・メール・カレンダー・RSSリーダー、地図、Latitude、YouTube、そしてAndroidスマートフォンGoogleサービスへの依存度は高く、所詮は平凡な一個人の情報にそれほどの価値があるとは思えず、そのデメリットよりも無料でサービスを使わせてもらってるメリットの方が大きいので、少しくらい広告が的確に表示されるのも大目に見て、今後も変わらずGoogleのサービスは利用していくつもりである。

ただ、一点気になるとすれば、「人種、宗教、性的嗜好、健康など」も同時に収集していて、これら機密性の高いカテゴリ情報は広告表示に利用しないとしているが、収集や関連付けはしているわけで、万が一にも流出した際には問題のレベルが飛躍的に高まる。
同ポリシーに「Google は、Google が保持する情報への不正アクセスや、不正な改変、開示または破壊から、Google とそのユーザーを保護するよう努めています。」と書かれており、情報漏洩を100%防ぐことは不可能であるが、少々あっさりした決意である気がしなくもない。

どうしても、このポリシーに賛同できない方は、検索はBing(Microsoft系)を使って(Yahoo!JAPANはGoogle検索エンジンなのでNG)、スマホAndroid以外にするなどGoogleとは今後一切の接点を持たないようにするしか無いが、今まで利用していれば、少なからずその情報はサーバ上に蓄積されているはずなので、結局のところはGoogleに握られていることにはそう変わりはないのかもしれない。